BLOG2020年9月22日2024年2月9日 エジプトの砂漠で「ブリ」を食べる オアシスにはカイロとは少し違った食事があります。一般的にカイロでは食べない魚の料理。今日はそんな食事の話です。 現地で「ブリ」と呼ばれる魚 バハレイヤオアシスから60Kmほど離れた砂漠での昼食風景。こんな砂漠で魚料理??と思われるかもしれません。この魚、「ブリ」と呼ばれています。日本でブリと言えば「ぶりの照り焼き」とか「ぶり大根」などの大きいお魚。エジプトの「ブリ」は20cm以下くらいのお魚です。どこで捕れる魚なのか不明。「スーパーで購入する魚」なんだそうです。ま、よしとしましょう。 さて、そのスーパーで購入するブリですが、オアシスのスーパーで買えるのだとか。生ではありません。干物にした魚がオイル漬けになっているのだそうです。 <ブリのレシピ>1・フライパンで油を熱し2・ブリを入れます3・ししとうをカットして加え火を通します4・塩で味を調整し5・最後にレモンの搾り汁をかけて出来上がり♪6・エジプトのパン(エイシ)と一緒に食べます ししとうが結構HOT !! 汗の出るピリッとした辛さの食べ物です。 もうひとつレシピがあります。それは、頭をとってつぶしたブリを、カットした赤いししとうと、細かく刻んだトマトと合わせて調理する方法です。こちらもピリッと辛い料理になります。 何という名前の料理ですか?「ブリ料理」・・・だそう。ま、よしとしましょう。 シャクシューカ 次にこちらの赤茶色っぽい食べ物。「シャクシューカ」といいます。これは、カイロも含め、北アフリカから中東あたりで食べられている料理です。 <シャクシューカレシピ>1・フライパンで油を熱し2・刻んだ少量の玉ねぎを炒めます3・そこへカットしたピーマンとトマトを入れ加熱します4・溶いた卵4つ程を合わせ5・塩コショウで味を調えたら出来上がり♪6・エジプトのパン(エイシ)と一緒に食べます シャクシューカのレシピはそのまま卵を落として目玉焼きのような感じに作ることもありますが、ここではスクランブルタイプのシャクシューカです。エジプト風ざっくりレシピですので、どんな料理かということが何となくお分かりいただければ、よしとしてください。 砂上の昼食 ちょっとした木陰で、砂の上に敷物を敷いて昼食です。ブリ料理とシャクシューカの上にある黒っぽいものは、オリーブです。その隣の黄色っぽいものはオリーブオイルに漬かったチーズ。これらの食べ物は全て、パン(エイシ)で挟むというか、つまむ?というか、合わせて口の中へ運びます。 エジプトでは古代エジプト時代からオリーブは親しまれてきました。現在もオリーブ生産国としてオリーブオイルや、オリーブの塩漬けなどはよく食べられています。 それにしても、砂漠の昼食が魚料理だったとは意外でした。しかも「ブリ」。