そう、この黄色い鳥は食用として売られているのです。猟銃で撃ち落としたり、網の仕掛けなどで捕獲するのだとか。おびき寄せ作戦で、オスの鳥の模型を木の上に置いておくと、メスたちが集まってくるんだそうです。他にも、録音したこの鳥の鳴き声を流すなど、知恵を使い捕獲します。毎年鳥たちが渡って来る8月末から9月中旬にかけて人々はとても楽しみにしています。仕事を休んででもこの時期だけは、という人も中にはいるようですね。マルサマトルーフなどの沿岸部では写真のように籠に入れて商売とすることも多いのですが、砂漠のオアシスでは、家族や友人たちと、このご馳走で食卓を囲みます。”果物しか食べない鳥”、”体にいい食べ物”と古くから信じられているのだとか。