ギザ~ハワーラ ギザ三大ピラミッド わかっていてもやっぱりデカい!今から約4500年も前に建造されたエジプトで最も有名な3基のピラミッド。(古王国第4王朝)最大のクフ王ピラミッドは、高さ146m(現在頂上部分がなくなっているため137mになっています)。真ん中の帽子をかぶったようなピラミッドがクフ王の息子カフラー王のピラミッドで143mあります。3基の中で一番小さいのが、カフラー王の息子メンカウラー王のピラミッド63mです。さあ、実際の大きさを確かめに出かけよう! ピラミッド内部 クフ王のピラミッド内部に何がある?傾斜のある狭いトンネルを中腰で進み、高さ8mを超える大回廊を抜け、そして玄室へ。外観のみならず内部のその構造にも驚かされること間違いなし。古代の石職人の技術をのぞいてみよう。また、近年の調査では、未発見の巨大空間が存在する可能性があると論文で発表されています。 スフィンクス 一体スフィンクスとは何なのでしょう。ライオンの体と人間の顔を持つ石像で今でも謎に包まれた大スフィンクス。誰を象徴しているのか。クフ王とも、カフラー王とも考えられています。全長73m高さ20mもの大きで、一枚岩から削りだされました。その岩は塩分を含むため大変脆く古来修復が繰り返され現在も続けられています。スフィンクスは図体は大きいけれど、か弱いのです。 太陽の船 古代製!巨大な木造船がここに。 太陽の船(クフ王の船)はクフ王のピラミッドの南側地下に埋葬されていた木造船のパーツを組み立てて復元されたものです。4500年も前に木で造られた船が目の前にある不思議。きちんとオールも付いています。全長約43m。何のための船だったのでしょうか。想像が膨らみます。太陽の船はピラミッド脇の博物館に展示されています。 サッカラ エジプト最古のピラミッドは階段状(古王国第3王朝) ギザから南へ約10Kmのサッカラにはジェセル王の階段ピラミッドがあります。高さは60mと小ぶりですがギザの三大ピラミッドに次ぐ人気のピラミッドです。又入口柱廊の雰囲気や美しい壁画のマスタバ墳、テティ王、ウナス王のピラミッドエリア、イムホテプ博物館もあり見どころが多数。 メンフィス博物館 美形ファラオ像ならここ! メンフィスの博物館には巨大なラムセス2世の像が横たわっています。ラムセス2世像と言えばアブシンベル神殿など多く存在しますが、こちらの像はかなりの美形。又入口柱廊の雰囲気や美しい壁画のマスタバ墳、テティ王、ウナス王のピラミッドエリア、イムホテプ博物館もあり見どころが多数。 ダフシュール ここも見ておきたい!(古王国第4王朝) ダフシュールには赤のピラミッドと途中から傾斜角度が変わる独特の形をした屈折ピラミッドがあります。屈折ピラミッドは54年ぶりの2019年にピラミッドの内部が一般公開されるようになりました。どちらもクフ王の父スネフェル王が建設。赤のピラミッドはクフ王、カフラー王のピラミッドに次いで3番目の高さを誇ります。 メイドゥーム 崩れピラミッド?!(古王国第4王朝) メイドゥムにあるピラミッドはダフシュールのピラミッド建設のスネフェル王が、以前のファラオから引き継ぎ完成させたピラミッドです。発掘調査の『メイドゥム・ジャパン・プロジェクト』の今後が気になる注目の場所。 ハワーラ ロマンを求めて (中王国第12王朝)アメネンハト3世の日干し煉瓦でつくられたピラミッド。崩れているため一見、単なる山のようにも見えます。ハワーラにはラビリンスと呼ばれる地下迷宮が存在したと言われています。今もなお砂の下に眠っているのか・・ロマンは尽きません。 ピラミッド観光ツアーはこちら☛