シーワオアシスはエジプトの砂漠にあるオアシスの中のひとつですが、クレオパトラの泉（クレオパトラ鉱泉）をはじめとする鉱泉がいくつもある、水に恵まれたオアシスです。
例えば、白砂漠ツアーの中継地として知られるバハレイヤオアシスにも複数の鉱泉がありますが、その多くは小さくポンプを使い地下水を汲み上げているのが一般的です。シーワオアシスにある鉱泉は、まずとても大きいこと。そして機械を使わず自然に湧き出ていることが最大の特徴です。
「砂漠と水」 シーワの魅力。
シーワは地下水に恵まれ、貯められた鉱泉の水はナツメヤシの畑など農業に使われています。鉱泉以外にも、地下からあふれた水が地表にたまり塩分を含む塩湖となった姿を見ることもできます。（シーワオアシス 美しすぎる湖で紹介）またエジプトで販売されているミネラルウォーターのいくつかは、ここシーワで生産され、エジプトを訪れた外国人の喉をも潤わせています。砂漠と水。その意外な組み合わせがシーワの魅力ではないでしょうか。
クレオパトラの泉
シーワオアシスで最も人気のある鉱泉がここ「クレオパトラの泉（クレオパトラ鉱泉）」。シーワの町からも近く、鉱泉の周りにはナツメヤシの木が茂り、砂漠のオアシスの雰囲気を存分に味わうことができます。すぐそばには、ちょっとした喫茶店もありくつろぎの時間に最適です。鉱泉は一番深いところで７ｍほどもあると言われており、泳ぐのにも十分な広さを誇ります。多くの外国人観光客も訪れる場所です。
アブシュフールの泉
シーワの町からは車で30-40分ほどのところにある鉱泉です。なぜか、この鉱泉にはたくさんの魚が住んでいて、餌をあげると寄ってきます♪
砂漠に囲まれたオアシス。魚はどこから、どうやって来たの？ものすごく謎。
この鉱泉の近くにはローマ時代の泥の家があり、観光地としても人気がある場所です。又、すぐ近くの工場ではミネラルウォーター「サフィ」が生産されていますよ。
ファトナース アイランドの泉
塩湖の中の島、と言っても道路で繋がっていますが・・Fatnas Island とても雰囲気のいい場所で、デートスポットとしても人気です。サンセットを眺めるにも最適。塩湖沿いには、桟橋のような突き出た部分でくつろげたり、眺めのいいカフェスペースがあります。シーワの町からは３０分くらいの距離。
バヒ・エルディンの泉
透明度ハンパない。かなりの深さがあると思いますが、まる見えですね。バヒ・エルディンはこの地域の田舎の名前。シーワの町からは車で４５分ほどところにあります。観光客はほとんど訪れない場所。
遺跡の観光や、カイロの喧騒に疲れたら・・。
癒しを求めて、砂漠の中の水あふれるオアシス・シーワへ。
